左が僕の描いた柊ちゃんで、右が参考にしたマリオです。描いている内に原形がなくなってきてマリオというかマッピーに出てきそうな感じになってしまいましたが。
当初は園児服を着たノーマルな柊ちゃんを描くつもりでしたけど、描き進める内にそれが無理臭いと薄々分かってきました。柊ちゃんのポニーテールや前髪を表現するには、16×16ドットは狭すぎるんです。その上園児服は袖まで全部同じ色なため、腕が体と同化してしまいます。
悩んだ結果「ぱんだねこのコスプレをさせればいいんだ!」と閃いて、上記の問題はまとめて解決しました。
奇しくもこの解決方法ってマリオのデザインが決まった理由と全く同じなんですよね。少しでもドット数を稼ぐために帽子を被らせて髪型を省略し、髭を生やして口を省略したのがマリオです。オーバーオールを履かせることで腕と体の同化も防いでいます。マリオのデザインって一分の隙もなく合理的に決定されているんだなーと勉強になりました。
そしてここまで簡略化しても何のキャラか分かる柊ちゃんのキャラクターデザインも素晴らしいですね。柊ちゃんの良さを再認識できました。